令和元年度 北方領土青少年等現地視察支援事業

今年も北方領土返還要求宮崎県民会議をよろしくお願いします。

さて、先日説明会の様子をUPしましたが、その視察のご報告をします。1日目 宮崎空港~根室中標津空港~北方領土館

南国宮崎から雪国へ。。日頃真っ白な世界をなかなか見ることができないので、子供たちもびっくり。まず、北方領土館へ。館内はクリスマスという事で、ツリーが飾られていました。リアルホワイトクリスマスですね!館内を見学後、ホテルへ。

2日目 歯舞漁港~北方館~納沙布岬~根室車石~根室自然と歴史の資料館~根室市役所~オランダせんべい作り体験

歯舞漁港は昆布が有名ですね。朝食を摂った後、見学へ。昔は歯舞村という村でした。歯舞諸島から根室半島へ移住した人たちが住んでいました。そんな歴史を感じ納沙布岬へ。納沙布岬にある北方館には、「四島の架け橋」があります。そこには、「祈りの灯」が消えることなく燃え続けています。これは、昭和47年、沖縄県で自然発火した炎を当時の青年団がキャラバン隊として全国を渡り、ここ根室市の納沙布岬まで運び、返還されるまで絶やしてはいけないとし、今現在も燃え続けています。

そして、根室市長の表敬訪問とオランダせんべい作り体験。長崎県に伝えられてオランダせんべいがここ北海道の根室市のお土産品になっているなんて不思議ですね。

3日目 北方四島交流センター~明郷伊藤牧場~開陽台展望台… 続きを読む

令和元年度 北方領土青少年等現地視察支援事業事前説明会・研修会

12月7日(土)、県総合運動公園受付案内所大会議室にて、上記の研修会が行われました。

「北方領土青少年等現地視察事業」は、県内の中学生が北方領土隣接地域を訪問し、北方領土の視察(望見)や元島民の体験談を聞くなどの機会を提供することで北方領土問題を身近な問題として捉え、返還要求運動を継承してもらうことを目的に実施しています。

参加する中学生と保護者に向けて、説明会を行いました。

最近、北方領土を取り返すには戦争をするしかないと発言した議員についてニュースになっています。北方領土は日本固有の領土なのに、なぜ戦争をしてまで取り返そうとしないのか?この議員の発言がなぜ炎上しているのか?隣接地域に住む道民や、元島民の方と、現在北方領土に住むロシア人との交流についての話を聞いて、その理由を肌で感じてほしいと思います。そして返還要求に関する正しい知識を学んでほしいと思います。

当日は、年末ということで、北海道もより一層寒さが厳しくなる時期です。体調に気を付けながらも、めったに体験できない寒さと雪の感触を楽しんでいただきたいと思います♪

後日、現地視察支援事業の内容をupいたします。… 続きを読む

令和元年度 北方領土返還要求九州・沖縄ブロック会議

令和元年度 北方領土返還要求九州・沖縄ブロック会議

令和元年8月3日(土)。本会議は、今年度の幹事県である沖縄県で行われました。

会場は、沖縄県那覇市のホテルサンパレス球陽館。九州・沖縄ブロック各県の返還要求運動県民会議代表者、行政担当者、推進委員が一堂に会し、意見・情報交換を行いました。


令和元年度 北方領土九州沖縄ブロック青少年啓発事業~北方領土教室~

ブロック会議が行われた次の日の8月4日(日)、那覇市商工会議所会館ホールにて、上記の青少年啓発事業が行われました。

中学生の学習指導要領に示された地理的・歴史的分野から北方領土問題をを学び、平成29年と平成30年の全国スピーチコンテストで大賞受賞した北中城中学校の瀬底蘭さんと、平成31年に大臣賞を受賞した沖縄尚学中学校の津嘉山理子さんの作文発表を聞きました。九州沖縄の社会科担当の教論から沖縄の北方領土問題の学習の実態を説明していただきました。

北方領土教室では、石垣第二中学校の豊見本宏樹教論と、宮崎県の平松憲太郎教論が講師として教えていただきました。

北方領土から一番遠い九州・沖縄で、いかに日本人としてこの問題を身近に感じるか。ただ「返せ」ではなく、この島にはたくさんの人生があることを忘れず、この遠い地から正しい知識を学び、後世に伝えていきたいと再確認しました。… 続きを読む

令和元年度「北方領土」に関する全国スピーチコンテスト

独立行政法人北方領土問題対策協会が主催する「北方領土」に関する全国スピーチコンテストのご案内

このコンテストでは、みなさんが北方領土の歴史的な経緯や北方領土問題の解決方法、返還後のビジョンなどについて、考えたこと、学習したこと、友達や家族と話し合ったこと、身近で体験したことなど北方領土に関する自由な内容のスピーチ原稿の作品を募集します。

応募対象は全国の中学生です。応募期間は 令和元年6月24日(月)~10月31日(木)

~応募方法~

①400字詰めA4サイズの原稿用紙4枚以内。スピーチ原稿は、応募時点の学年で書いたもの及び未発表のもので、自作のものとし、1人1作品に限ります。

②原稿用紙には、1行目に題名、2行目に学校名、学年、氏名を書き、スピーチ原稿は3行目から書き出してください。

③個人で応募する場合は、本コンテスト「応募票」に必要事項を記入の上、作品と同封して封書でお送る。学校応募(クラス単位での応募を含む。)の場合は、応募作品それぞれに本コンテスト「応募票」を添付し、まとめてお送りください。その場合、①学校名、②学校所在地(郵便番号、住所、電話番号)、③担当教諭名、④応募点数を必ず明記した表紙を添付してください。

スピーチコンテストに関するお問い合わせはこちら

〒171-0042… 続きを読む

平成30年度北方領土返還要求宮崎県民集会の報告

平成31年2月3日、宮崎市のニューウェルシティ宮崎にて北方領土返還要求宮崎県民集会が行われました。集会前に、婦人会の皆さんが中心となって宮崎駅前で街頭活動が行われました。

市民の皆さんに周知していただいたと同時に、北方領土のイメージキャラクター「エリカちゃん」と一緒に、若い世代にもアピールさせてもらいました。

集会では、副知事、議長、副教育長を迎え、激励の言葉や想いを述べていただき、内閣、北方領土対策協会、根室市長からのメッセージを紹介していただきました。

宮崎県民会議の福永会長からは、この宮崎県と北方領土、青年とのかかわりの歴史を話していただき、この問題は政府や当事者だけでなく、これからの時代を担う若者も真摯に考えていかなければならない事というのを再確認しました。

その後、根室西高校3年、島野さんと澤田さんを迎え、北方領土の出前講座が開かれました。

校舎から北方領土が見える環境で過ごす高校生が考える北方領土問題。教科書に載っている事だけではないもっと人間的な視点で勉強し、研究するだけでなく実際に当事者や今現在北方領土に住むロシア人との交流を重ね、すべての人間が幸せに暮らせる時代を目指して様々な取り組みを行っています。ただ単に「返せ」ではなく、たくさんの人の人生をどうするかということを若い世代が発信することはとても意味があることだと思います。北方領土とはかけ離れた場所にある九州宮崎県ですが、同じ日本人として今後も県民会議は運動を展開したいと思います。

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