令和3年度 北方領土青少年等現地視察支援事業

令和3年12月25日(土)から3泊4日の日程で、引率(7名)、小・中学生(17名)合計24名の参加者で現地視察を行いました。
北方領土館の見学では、はっきりと国後島を見ることができ、北方四島交流センターでは、元島民と高校生の講話と出前講座、施設見学を行いました。
納沙布岬では、北方館の見学と、岬からは水晶島や貝殻島を見ることができました。
元島民の方からは、この問題を理解してほしいことと、若い世代に引き継いで、早期解決に努めてほしいと生徒たちに話をしていました。

そのほかに、酪農体験や根室市長への表敬訪問、いももち作り体験など、宮崎では体験できない事と気温や空気、雪景色を体験しました。
中学3年生のリーダーは、「北方領土は元島民だけの問題ではなく、日本人すべての問題でもある。この講話の内容を宮崎に帰っても友人に広めていきたい」と語ってくれました。
同じ日本人として一人でも多くの若者がこの体験を通して、正しい問題を理解してくれることを願い、次年度も行っていきます。